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チャヴシュ・バシュは見つけました。

 投稿者:ちょく  投稿日:2008年 2月27日(水)21時04分37秒
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  鈴木董『オスマン帝国の権力とエリート』p.125より
チャヴシュ・バシュchavushbashi(chはひげつきc、shはひげつきs、最後のiは点無しi)(伝令長)という風に訳されていました。

常備軍団と外廷の諸職間の序列について、『メフメット2世のカヌーン・ナーメ』の席次の項からの引用として、イェニチェリ・アースゥ、ミーリ・アーレム(旗持)、カプジュ・バシュ(門衛長)、チャクルジュ・バシュ(大鷹使いの頭)、チャシュニギル・バシュ(味見役頭)、シパーヒー・オウランラル・アースゥ、シラフタールラル・アースゥ、ボリュク・アーラル(常備騎兵軍団の四連隊の長たち)、チャヴシュ・バシュ、カプジュラル・ケトヒュダスゥ(門衛隊用人)、ジェベジ・バシュ(鎧師軍団長)、トプジュ・バシュ(砲兵軍団長)、の順に座る、と記してあります。

ただ、チャヴシュの中の階層分けまでは管見の限り(『オスマン帝国の権力とエリート』『オスマン帝国とイスラム世界』、他、手持ちの雑誌論文をざっと見ましたが)見当たらず。テズケレジについても同様です。

Tezkereci…レッドハウス・トルコ語英語辞典を引くと、1 Ott.hist official charged with the duty of writing official memoranda. 2.discharged soldier ; reservist とありますねえ。まあ、オスマン史用語だから1、として、公式記録執筆者、みたいな直訳。史官のようなものですかねえ。

ところで、もし『オスマン帝国のエリート』『オスマン帝国とイスラム世界』、図書館で探してみる、他館から取寄せてもらう、あるいは閲覧だけでよいのでしたら、最寄の大きめな公立図書館から国立国会図書館に貸出を申し出てみる、国立国会図書館の複写郵送サービスで欲しそうなところをあたりをつけて複写を申し込む、という方法で実物を手にすることができると思いますよ。

以上、中間報告まで。
 
 
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